タイトルが決まらない

美術館や博物館に行くのが好きなのだけど、先日少し足をのばしたところの美術館でやってた絵本作家のレオ・レオーニの作品展へ行ってきた。
レオ・レオーニといえば『スイミー』しか知らないにわかだったけど、とっても良かった。



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なんといっても展示・作品数がハチャメチャに多くてものすごい情報量だった…！
広告のデザインしてたころの作品も写実から抽象画までいろんな作品があったし、無声漫画というのか寄稿コミックもとてもコミカルで素敵だったし。
自分の語彙力がないから上手く言えないんだけど生まれながらにしてアートの世界の人だなぁと感じた。

平行植物という作品の展示を見た時、空想上の植物をスケッチしたものもあたかも実際にあるかのような詳細なスケッチの完成度だったのが驚いた。
で、もっと驚いたのはその平行植物たちを表現するのに、ブロンズで像を作っちゃってるところ…ザ・アーティストだよねぇ。
どういえばいいんだろ、彼の頭の中にはその平行植物がはっきりくっきり見えているんだなと。
じゃないとあんなの作れないよなぁ。

もちろんお目当ての絵本原画のコーナーはじっくり見てきたんだけど、コラージュって見ていて目に楽しい。
フレデリックというネズミのお話が人気のようで、ネズミモチーフのお話がたくさんあるんだけど、ネズミさんはコラージュで作られていてそのデフォルメ具合がかわいらしい。



原画見ていて面白いなと思ったのは『うさぎをつくろう』って絵本。鉛筆画で描かれたうさぎと紙を切って作ったうさぎの話なんだけど、平面の紙でできたうさぎさんたちが本物のにんじんを食べたら本物のうさぎに？！というあらすじ。
平面のうさぎさんたちの間に写実的に描かれたはさみやにんじんが出てきて、3Dと2Dが同じページに混在していて面白かった。

『あおくんときいろちゃん』も手に取って読んでみたらおもしろいお話だった。言ってしまえば混色がテーマで、あおくんときいろちゃんが混ざって緑になっちゃう…みたいな感じで色を視覚的に感じるのが楽しい絵本だった。
ちょっといろんな絵本が欲しくなったよね。

言葉で書くと小学生のような感想なんだけど、とにかくいろいろ展示から感じるものが多くて楽しかった！という話。
物販コーナー、いろいろ可愛すぎてミニキャンバスやらブロックメモやらタオルやらいっぱい買っちゃった。


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